もやもや病は、ウィリス動脈輪閉塞症とも言います。
  脳を栄養する血管は左右の内頸動脈、椎骨動脈でこれらは頭の中に入ってから合流しリング状の構造をとってから、また枝分かれし脳の各場所を栄養します。
  このリング状の部分をウィリス動脈輪と言い、もやもや病はこのウィリス動脈輪周辺の大きな血管が進行性に狭くなっていく病気です。その結果脳の血流が不足し、それを補うために脳の深い部分の細い動脈が太くなってきます。
  この血管が脳血管撮影を行うとタバコの煙の「もやもや」した様子に似ているため「もやもや病」と呼ばれています。
  男女比は1:1.8で、女性に多く、発生頻度は、10万人に対して3.16とされています。日本で年間に約400人の新たな患者が発生していると思われます。世界中で、もやもや病の報告はありますが、何故か東アジアに多く、中でも圧倒的に日本に多く発生しています。

  原因は不明ですが、兄弟や親子間での発生が約15%と多いことや日本人に多く発生することなど遺伝的な要素が考えられています。 
  厚生労働省が行っている特定疾患治療研究事業(医療費公費負担制度)に該当する疾患ですので医療費の補助があります。



正常な脳血管                      モヤモヤ病の脳血管

 1.症状
 2.検査と診断
 3.治療法
 4.予後
Q&A
 @直接血行再建術と間接血行再建術のどちらがいいのですか?
 A手術をすれば通常の生活ができますか?
 B妊娠出産できますか?
 C家族も検査が必要ですか?

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