本会は小児神経外科学の発展とその関連医学の進歩を促進し、小児神経外科学に関する教育と訓練の充実に寄与することを目的とする。
また、会員相互間および内外関連機関との連絡を図り広く知識の交流を行い親睦を深めることも目的とする。
一般社団法人 日本小児神経外科学会理事長再任にあたって
一般社団法人日本小児神経外科学会 理事長 伊達 勲 岡山大学大学院脳神経外科 |
2021年5月より本学会の理事長を引き続き務めることになりました、伊達 勲です。
1期目と同様、学会員の皆様のご支援・ご指導を賜り、本学会のスムースな運営と発展を心がけたいと思います。
本学会は1972年に研究会として発足、2012年より理事会制度に移行しました。初代理事長に新井 一先生、
2015年に二代目理事長として坂本博昭先生が就任されました。2019年に私が三代目理事長となり現在に至ります。
この間、2016年には小児神経外科認定医制度を導入、2017年には一般社団法人化しております。
本学会会員の大部分は脳神経外科医であり、日本脳神経外科学会の会員です。
また、本学会は日本脳神経外科学会の分科会となっており、分科会としての機能を発揮していくことも重要な役目です。
私は日本脳神経外科学会の理事でもあり、分科会検討委員会委員でもありますので、橋渡し役もしっかりと務めて行きたいと思います。
本学会の運営の特徴として、それぞれの委員会に担当理事と委員長を置いていることが挙げられます。
今回の役員改選に伴い、担当理事、委員長、ともに一部交代がありました。新しい体制のもとでも、
担当理事と委員長が十分にコニュニケーションをとって運営に当たって参ります。
機関誌「小児の脳神経」は、オンライン投稿、オンライン査読の導入に続き、
J-stageへの掲載によりオンラインジャーナルとなりました。投稿数が非常に増え、それに対応して編集委員を増やすことにしております。
これは、日本脳神経外科学会の専門医受験の資格に主著1編以上が必要になったことに加え、どのジャーナルでもそうであるように
(特にJournal of Neurosurgeryへの投稿数の激増が報告されています)新型コロナウイルス感染症のために手術等に制限がかかり、
医師一人あたりの論文を書く時間が増えたことも影響しているものと思われます。
投稿数が増えることは機関誌の発展のためには大変よいことであり、論文のレベルも上がっていくことを期待したいと思います。
小児神経外科認定医制度は2016年に導入されたことは前述いたしました。
この度第一期に認定医になった先生方について、5年が経過しましたので、更新に関する審査が行われました。
この制度は小児神経外科の診療レベルの底上げを企図して設置されたもので、その効果が上がっていくことを期待したいと思います。
学会や機関誌、セミナーなどを通じて、様々な場で小児神経外科を担当する医師のコミュニケーションや連携が進むことを期待します。
2020年は1年中、また2021年になってもコロナ禍は続いています。
本学会の学術集会も2020年はweb単独開催、2021年は現地+web併催となりました。
会長ならびに担当施設、そして何よりも会員の皆様のご協力で、参加人数は例年並みの数を保つことができております。
同時に行っている教育セミナーは、2年ともweb開催でしたが、こちらは例年を上回る参加者数で、アンケート結果をみても繰り返し学べる
web開催を歓迎する声が非常に多く聞かれました。
これから2年間、本学会が益々発展しますよう努力いたしますので、会員の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
2021年7月
理事長: | 伊達 勲 |
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理 事: | 赤井 卓也 (認定医委員会担当理事) |
理 事: | 栗原 淳 (総務委員会担当理事) |
理 事: | 五味 玲 (学術研究委員会担当理事) |
理 事: | 下川 尚子 (広報委員会・医療安全委員会担当理事) |
理 事: | 埜中 正博 (編集委員会委員長) |
理 事: | 藤井 幸彦 (教育委員会・財務委員会担当理事) |
理 事: | 朴 永銖 (国際委員会・COI委員会担当理事) |
理 事: | 山本 哲哉 (渉外委員会・保険診療委員会担当理事) |
監 事: | 岩間 亨 |
監 事: | 竹本 理 |
顧 問: | 坂本 博昭 |
顧 問: | 新井 一 |
(48名 2022年6月13日更新)
赤井 卓也 | 秋山 恭彦 | 荒木 尚 | 飯原 弘二 |
石崎 竜司 | 伊藤 進 | 井原 哲 | 岩間 亨 |
大江 直行 | 大吉 達樹 | 荻原 英樹 | 加藤 美穂子 |
川俣 貴一 | 河村 淳史 | 貴島 晴彦 | 隈部 俊宏 |
栗原 淳 | 黒田 敏 | 五味 玲 | 斉藤 延人 |
齋藤 竜太 | 佐久間 潤 | 下川 尚子 | 下地 一彰 |
竹本 理 | 伊達 勲 | 千葉 泰良 | 冨永 悌二 |
中瀬 裕之 | 西山 健一 | 埜中 正博 | 野村 貞宏 |
橋本 直哉 | 林 俊哲 | 林 康彦 | 原田 敦子 |
藤井 幸彦 | 朴 永銖 | 牧野 敬史 | 三國 信啓 |
宮川 正 | 宮嶋 雅一 | 宮本 享 | 三輪 点 |
室井 愛 | 山本 哲哉 | 吉野 篤緒 | 吉藤 和久 |
(47名 2022年6月13日更新)
藍原 康雄 | 阿久津 宣行 | 安藤 亮 | 岩崎 真樹 |
岩田 真治 | 上村 哲司 | 宇佐美 憲一 | 大石 正博 |
大澤 弘勝 | 大坪 豊 | 小野 成紀 | 香川 尚己 |
片野 広之 | 亀田 雅博 | 君和田 友美 | 久徳 茂雄 |
國廣 誉世 | 栗本 路弘 | 黒住 和彦 | 小山 淳二 |
笹野 まり | 篠田 正樹 | 杉山 一郎 | 角 光一郎 |
高橋 麻由 | 谷口 秀和 | 玉田 一敬 | 千葉 謙太郎 |
津田 恭治 | 中戸川 裕一 | 橋口 公章 | 広川 大輔 |
夫 敬憲 | 藤井 本晴 | 藤本 礼尚 | 松阪 康弘 |
宮入 洋祐 | 三宅 啓介 | 宮嵜 健史 | 村上 信哉 |
森野 道晴 | 山崎 文之 | 山田 淳二 | 山中 巧 |
山本 貴道 | 吉村 淳一 | 綿谷 崇史 |
(25名 2021年6月8日更新)
新井 一 | 伊東 洋 | 遠藤 俊郎 | 大井 静雄 |
児玉 南海雄 | 齋藤 清 | 榊 寿右 | 坂本 博昭 |
佐藤 修 | 佐藤 潔 | 佐藤 博美 | 重田 裕明 |
白根 礼造 | 鈴木 倫保 | 伊達 裕昭 | 田中 達也 |
長坂 昌登 | 長嶋 達也 | 西本 博 | 松村 明 |
森 惟明 | 森竹 浩三 | 師田 信人 | 山浦 晶 |
横田 晃 |
2023年度 評議員および学術委員新規申請のご案内(2022/12/20)
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 伊達 勲
一般社団法人日本小児神経外科学会定款施行細則(以下、定款施行細則)に基づき、評議員および 学術委員の申請を受け付けます。
受付期間:2023年1月15日〜2月14日
評議員申請の資格要件は定款施行細則第3条の 1〜8 に、また学術委員の資格要件は
定款施行細則第2条の 1〜7 に記載される通りです(下記参照)。
審査は、評議員・学術委員審査選出委員会(定款施行細則第5条)が行い、
評議員または学術委員に適していると判断された会員は、理事長の委嘱を受けて、
それぞれ本法人の評議員または学術委員となります。 なお、「定款施行細則」は以下を参照してください。
1.評議員申請の資格要件(定款施行細則第3条)
- 筆頭著者として3編以上の投稿論文(#1)があること
- 筆頭演者として本学会で5回以上の発表(#2)があること
- 本学会の会員歴が15年以上あること
- 会員歴期間の年会費未納がないこと
- 日本小児神経外科学会認定医であること
- 2名の評議員の推薦状(形式は自由)
- 学術委員歴が4年以上あること
- 理事長の委嘱を受ける時点で満65歳未満であること
2.学術委員申請の資格要件(定款施行細則第2条)
- 小児神経外科学に関する5編以上の論文(#1)(共著者可)
- 本学会での発表(#2)(筆頭演者であることが望ましい)
- 本学会の会員歴が5年以上あること
- 会員歴期間の年会費未納がないこと
- 日本小児神経外科学会認定医であること
- 2名の評議員の推薦状(形式は自由)
- 理事長の委嘱を受ける時点で満65歳未満であること
3.注意事項
論文は、「小児の脳神経」「Child's Nerve System」「JNS Pediatrics」掲載論文を主な対象とします。 これ以外は全文を提出してください。小児を主領域とした論文であることを評議員・学術委員審査選出委員会 で審議いたします。(原則として査読のある全国紙を対象とします)
#2 対象発表形式
発表は、一般演題やシンポジウムだけでなく、特別講演、セミナーでの発表も含む。 ただし企業との共催セミナーは含まれません。
#3 申請期間
申請期間は、毎年1月15日から2月14日(事務局必着)とします。
評議員・学術委委員審査選出委員会は申請書類を審査し、原則としてその年の学術集会前日に開催される委員会 で選出を決定し、理事会に結果を報告します(定款施行細則第7条)。
申請者には速やかに結果を通知いたしますが、理事長からの委嘱状送付は6月末から7月中旬を予定しております。
#4 申請書類提出方法
新規評議員および新規学術委員の申請に必要な書類は下記からダウンロードしてください。 必要事項を記入し、必要書類一式をメールに添付し下記事務局へ送信してください。
※様式の記入について
- 「様式1〜4(申請氏名は自署とする)」
- 「抄録コピー(PDF)」
- 「刊行物の論文タイトルコピー(PDF)」
- 「推薦状(推薦者の署名は自筆とする)」 メールの件名は、「新規評議員申請、氏名、所属」または「新規学術委員申請、氏名、所属」としてください。
【書類提出およびお問い合わせ先】
一般社団法人日本小児神経外科学会 事務局
編集室なるにあ内
Mail: jspn@narunia.co.jp
【ご確認お願い】
申請を受領いたしましたら、事務局より書類受理のご返信をいたします。
申請後1週間を経ても事務局よりメール返信がない場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
2023年度役員改選についてのご案内。(2023年1月10日)
【日本小児神経外科学会役員選挙について】
一般社団法人日本小児神経外科学会第4期理事の立候補者を公示します。
なお、役員選挙の投票受付期間は2023年2月25日から3月10日(事務局着 郵送による)とします。
2023年2月20日
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 伊達 勲
総務委員会担当理事 栗原 淳
2023年度に選出いたします第54回日本小児神経外科学会年次会長(2026年学会開催)につきまして、
下記 のとおり立候補ならびに推薦を受け付けます。
なお、年次会長は会長選出委員会において審議・選出し、評議員会の承認を得て決定いたします。
【必要書類】(書式は任意)
- 年次会長立候補の抱負(または推薦書)
- 略歴
- 業績
- 学術集会収支見込み
期日までに必要書類を事務局に電子データでご提出くださいますようお願い申し上げます。
書類は郵送されたものでも受け付けますが、返却はいたしませんのでご了承ください。
受付開始: | 2023年4月3日(月) |
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受付締切: | 2023年5月1日(月) |
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