
●第4報 (2020.7.20)
●第3報 (2020.5.18)
●第2報 (2020.4.27)
●第1報 (2020.4.17)
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■ 2021年度 評議員および学術委員新規申請のご案内(2020/10/10)
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 伊達 勲
一般社団法人日本小児神経外科学会定款施行細則(以下、定款施行細則)に基づく、2020年度の評議員および学術委員の申請受付を2021年1月15日より2月14日に行います。
評議員申請の資格要件は定款施行細則第3条の(1)〜(8)に、また学術委員の資格要件は定款施行細則第2条の(1)〜(7)に記載される通りです(下記参照)。
審査は、評議員・学術委員審査選出委員会(定款施行細則第5条)が行い、評議員または学術委員に適していると判断された会員は、理事長の委嘱を受けて、それぞれ本法人の評議員または学術委員となります。 なお、「定款施行細則」はホームページに掲載されています。
申請書類(「新規評議員申請書」および「新規学術委員申請書」)はダウンロードして使用してください。
申請に必要な書類は、電磁的記録をで事務局へ提出していただきます(下記の注意事項参照)。
1.評議員申請の資格要件(定款施行細則第3条)
(1) 筆頭著者として3編以上の投稿論文(#1)があること
(2) 筆頭演者として本学会で5回以上の発表(#2)があること
(3) 本学会の会員歴が15年以上あること
(4) 会員歴期間の年会費未納がないこと
(5) 日本小児神経外科学会認定医であること
(6) 2名の評議員の推薦状(形式は自由)
(7) 学術委員歴が4年以上あること
(8) 理事長の委嘱を受ける時点で満65歳未満であること
2.学術委員申請の資格要件(定款施行細則第2条)
(1) 小児神経外科学に関する5編以上の論文(#1)(共著者可)
(2) 本学会での発表(#2)(筆頭演者であることが望ましい)
(3) 本学会の会員歴が5年以上あること
(4) 会員歴期間の年会費未納がないこと
(5)
日本小児神経外科学会認定医であること
(6) 2名の評議員の推薦状(形式は自由)
(7) 理事長の委嘱を受ける時点で満65歳未満であること
3.注意事項
#1
対象論文
論文は、「小児の脳神経」「Child's Nerve System」「JNS Pediatrics」掲載論文を主な対象とします。これ以外は全文を提出してください。小児を主領域とした論文であることを評議員・学術委員審査選出委員会で審議いたします。(原則として査読のある全国紙を対象とします)
#2 対象発表形式
発表は、一般演題やシンポジウムだけでなく、特別講演、セミナーでの発表も含む。ただし企業との共催セミナーは含まれません。
#3 申請期間
申請期間は、毎年1月15日から2月14日(事務局必着)とします。
評議員・学術委委員審査選出委員会は申請書類を審査し、原則としてその年の学術集会前日に開催される委員会で選出を決定し、理事会に結果を報告します(定款施行細則第7条)。申請者には速やかに結果を通知いたしますが、理事長からの委嘱状送付は6月末から7月中旬を予定しております。
#4 申請書類提出方法
新規評議員および新規学術委員の申請に必要な書類はホームページからダウンロードしてください。
必要事項を記入し、必要書類一式をメールに添付し事務局へ送信してください。
送信先: 一般社団法人日本小児神経外科学会 事務局(下記参照)
必要書類: 以下からダウンロードしてください。
@「様式1〜4(申請氏名は自署とする)」
A「抄録コピー(PDF)」
B「刊行物の論文タイトルコピー(PDF)」
C「推薦状(推薦者の署名は自筆とする)」
メールの件名は、「新規評議員申請、氏名、所属」または「新規学術委員申請、氏名、所属」としてください。
ご確認お願い
申請を受領いたしましたら、事務局より書類受理のご返信をいたします。
申請後1週間を経ても事務局よりメール返信がない場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
[書類提出先]
一般社団法人日本小児神経外科学会 事務局 編集室なるにあ
E-mail jspn@narunia.co.jp
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■二分脊椎・水頭症研究振興財団 研究助成公募のご案内(2020.9.7)
日本二分脊椎・水頭症研究振興財団において、「第27回(2020年度)研究助成の公募」がはじまりました。
研究課題
・中枢神経系奇形一般の原因・予防法に関する研究
・水頭症の病態及び治療に関する基礎的・臨床的研究
・二分脊椎および関連病態に関する基礎的・臨床的研究
申請期間 : 2020年11月15日(日)消印有効
詳細はPDFファイルをご参照いただき、ご利用お願いいたします。
日本小児神経外科学会 広報委員会
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■第48回国際小児神経外科学会年次学術集会(ISPN 2020)延期に関する重要なお知らせ(2020.5.26)
般の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に際して、先生方におかれましては、地域医療を護るため、日々奮闘されていることと拝察いたします。
ISPN 2020は、Wan Teu Seow (National Neuroscience Institue,
Singapore)会長のもと、2020年10月4日(日)から8日(木)の日程でシンガポールに於いて開催予定でしたが、全世界規模のCOVID-19感染拡大を受けて、開催が延期されることが決定されました。添付する、ISPN
newsをご参照ください。
一年延期され、来年の秋に開催される予定ですが、正式な日程が決まり次第ご案内いたします。
2020年5月26日
日本小児神経外科学会 国際委員会
広報委員会
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■海外からの小児神経外科関連情報(2020.4.17)
Journal of Neurosurgeryでは、COVID-19パンデミックが脳神経外科の実臨床に与える影響に関する一連の論説がウェブサイトで発表されています (www.thejns.org)。
第一弾として、JNS編集者によるシリーズの紹介と、中国の脳神経外科医、イタリアの脳神経外科医、そして米国小児神経外科学会からの論説が掲載されています。
特に、米国小児神経外科学会からの発表は、皆様方にとっても有意義と思われますので、紹介いたします。
Wellons JC III, Grant G, Krieger MD, Ragheb J, Robinson S, Weprin B, Ojemann J: Editorial. Early lessons in the management
of COVID-19 for the pediatric neurosurgical community from the leadership of the American Society of Pediatric Neurosurgeons.
Journal of Neurosurgery: Pediatrics, published online, ahead of print, April 10, 2020. https://thejns.org/doi/abs/10.3171/2020.3.PEDS20215
「JNS pediatricsの編集部より、COVID-19に関してここまでの経験を基にした緊急提言が掲載されている。
日本の実情とはまだ合わないが挿管後・抜管後に30分の感染予防時間をおくことや、かつての再消毒可能な布製手術帽子・マスク・
術衣を使用してPPE不足を補うようにすることは、今後の状況次第では国内でも検討に値するかもしれない。」
日本小児神経外科学会 国際委員会 担当理事 師田 信人
委員長 朴 永銖
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■新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 関連情報(2020.4.17)
○日本脳神経外科学会
提言 新型コロナウイルス感染対策(経鼻手術)
http://jns.umin.ac.jp/topics/20200403/11001
○日本小児科学会
新型コロナウイルス関連情報ページ
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=333
○日本小児血液・がん学会
小児血液・がん疾患と新型コロナウイルスの診療に関連した論文
https://www.jspho.jp/activity/infection.html
○日本小児神経学会
COVID-19感染予防対策として、脳波検査に関する注意喚起
(日本てんかん学会、日本臨床神経性理学会、日本脳神経外科学会、日本小児神経学会、日本精神神経学会から合同提言)
https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/20200407.pdf
○日本小児外科学会
日本外科学会「新型コロナウイルス(COVID-19)特設ページ」へのリンク
http://www.jssoc.or.jp/aboutus/coronavirus/
○日本集中治療医学会
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報
https://www.jsicm.org/covid-19.html
○日本麻酔科学会
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する本学会の対応
https://anesth.or.jp/users/news/detail/5e86be3b-f6cc-491c-9ded-79b41b002544#layout-top
日本小児神経外科学会 総務委員会 担当理事 栗原 淳
委員長 井原 哲
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■ISPN 2020のご案内 第3報(2020.4.10)
第48回国際小児神経外科学会年次学術集会(ISPN 2020,会期2020年10月4—8日)の抄録の登録締め切りが、5月4日(月)まで延長となっております。
まだ十分な演題数が集まっておりません。会員の皆様方におかれましては、是非演題を申し込みいただき、多く先生方の参加をお願い申し上げます。
詳細は下記URLをご参照願います。
https://www.ispnmeeting.org/2020/
国際委員会 担当理事 師田 信人
委員長 朴 永銖
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■ESPNの開催延期について(2020.4.10)
新たな開催日程は,2020年9月19—22日となりました。
国際委員会 担当理事 師田 信人
委員長 朴 永銖
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■ISPN 2020のご案内 第2報(2020.2.20)
第48回国際小児神経外科学会年次学術集会(ISPN 2020)Wan Teu SEOW会長からinvitation letterが届きました。
JSPN会員への特別なメッセージが込められていますので、是非、ご参照いただき、多くの会員の皆様方の積極的なご参加をお願い申し上げます。
なお、抄録の登録締切は、3月30日となっています。早めにご準備頂けますよう重ねてお願いいたします。
日本小児神経外科学会 理事長 伊達 勲
国際委員会 担当理事 師田信人
国際委員会 委員長 朴 永銖
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■ISPN 2020のご案内(2020.2.7)
第48回国際小児神経外科学会年次学術集会(ISPN 2020)が、Prof. Wan Teu Seow (National
Neuroscience Institue, Singapore)会長のもと、10月4日(日)から8日(木)の日程でシンガポールに於いて開催されます。
(詳細は下記URLをご参照願います。)
https://www.ispnmeeting.org/2020/
アジアでは2016年神戸(山崎麻美会長)での開催以来となります。
世界の小児脳神経外科医と知識や技能を共有し、友好を深める絶好の機会ですので、会員の皆様におかれましては是非ご参加をお願いします。
なお抄録の登録締切は、3月30日となっています。早めにご準備頂けますよう重ねてお願い申し上げます。
日本小児神経外科学会 理事長 伊達 勲
国際委員会 担当理事 師田信人
国際委員会 委員長 朴 永銖
国際委員会 担当委員 西山健一
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■2020年度 日韓交換留学プログラムのご案内(2020.1.29)
日本小児神経外科学会会員の皆様
日本小児神経外科学会(JSPN)と韓国小児神経外科学会(KSPN)の交流事業の一環として、小児神経外科医交換留学プログラムを2016年度より実施しております。
現在までに、下記の研修が実施されております。
2016年、KSPN側からYonsei大学Severance病院小児神経外科 JS KIM先生が奈良県立医科大学病院にて3週間研修
2017年、JSPN側から市立奈良病院脳神経外科 小谷有希子先生が、Yonsei大学Severance病院小児病院で4週間研修
2018年、KSPN側からKorea大学脳神経外科 WH KIM先生が順天堂大学病院・東京女子医科大学病院にて2週間ずつ合計4週間研修
2018年、JSPN側から北海道立子ども総合医療・療育センター 脳神経外科 大森義範先生が、Seoul大学小児病院で4週間研修
2019年、JSPN側から兵庫県立こども病院 脳神経外科 阿久津 宣行先生が、Seoul大学小児病院で2週間研修
2020年、KSPN側からSeoul大学小児病院 小児神経外科 JY YANG先生が奈良県立医科大学病院・国立成育医療研究センター病院にて2週間ずつ4週間研修(2019年度応募、
現在研修中)
2020年度の国内受入施設および留学希望者を募集いたします。
国内受け入れ施設に関しましては、既に受け入れ施設となっている場合、継続であれば新たな申し込みは不要です。
詳細については下記の各公募案内をご覧いただき、応募用紙にご記入のうえ下記期間中に事務局にメールでご連絡ください。
申込み締切 : 2020年3月31日(火)
申込み先: 日本小児神経外科学会
事務局 :jspn@narunia.co.jp
6月の第48回日本小児神経外科学会までに派遣医師を決定いたします。
第48回日本小児神経外科学会ではジョイントカンファレンス参加のため、主要なKSPNメンバーが来日されますので、留学先を決める上での情報交換の場としてください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
日本小児神経外科学 会理事長 伊達 勲
国際委員会 担当理事 師田信人
国際委員会 委員長 朴 永銖
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■ 「もやもや病に関するアンケート」回答のお願い(2020/1/23)
SPN 2018会長のShlomi Constantini先生(Tel Aviv Medical Center)より、もやもや病に関して国際的なアンケート調査依頼がありました。
この対象疾患は日本に多く、また学術的にも進んでいるので、本学会会員からの参加を是非ともお願いしたいと思います。
ぜひ回答をお願いします。
【対 象】 本学会会員すべて
【アンケート依頼元】 ISPN2018会長:Shlomi Constantini先生
(Tel Aviv MedicalCenter)
【アンケートへのリンク先】 https://jp.surveymonkey.com/r/BFWC7SX
【締 切】 2020年2月29日(土)
日本小児神経外科学会 顧問
President, Asian-Australasian Society for Pediatric Neurosurgery (AASPN)
坂本 博昭
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■ 小児頭部外傷におけるCT撮像基準の指針・提言(2019/11/26)
日本小児神経外科学会(医療安全委員会)、日本小児神経学会、日本小児救急医学会、
日本小児放射線学会で構成する共同ワーキンググループから、上記指針・提言がパブリックコメントを
経て公開されました。
会員の皆様は、ぜひ添付資料をご確認の上、臨床現場でご活用ください。
日本小児神経外科学会 医療安全委員会 担当理事 下川 尚子
医療安全委員会 委員長 林 俊哲
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■小児頭部外傷時のCT撮像基準についての提言・指針について(2019/7/17)
のたび、日本小児神経外科学会、日本小児神経学会、日本小児救急医学会、日本小児放射線学会で構成する
共同ワーキンググループの「小児頭部外傷時のCT撮像基準についての提言・指針」について、
パブリックコメントを募集します。
ご意見があれば、8月20日(火)までに、jscnpubcom@childneuro.jp (日本小児神経学会内)までお願いいたします。
日本小児神経外科学会
理事長 伊達 勲
医療安全委員会 担当理事 下川 尚子
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■人を対象とする医学系研究の学会発表や論文投稿において遵守すべき倫理指針について(2019/7/11)
この度、日本脳神経外科学会から「人を対象とする医学系研究の学会発表や論文投稿
において順守すべき倫理指針」に関する周知について案内がありました。
会員の皆様におかれましては学会発表、論文投稿の際には十分にご理解いただき対応
していただくことをお願い申し上げます。
引き続き本学会の発展にご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
倫理指針について
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 伊達 勲
総務委員会担当理事 栗原 淳
総務委員会委員長 井原 哲
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■小児慢性特定疾病に関するお知らせ(2019/2/1)
先日国立成育医療研究センターの盛一 享徳先生から、日本小児期外科系関連学会協議会を通じ小児慢性特定疾病に関する
以下の内容のメールが配信されました。
(以下引用)
小児慢性特定疾病対策への新規追加疾病ならびに重症患者認定基準の見直し及び、
以前からの修正要望等につきまして、厚生労働省社会保障審議会児童部会「小児慢性特定疾患児への
支援のあり方に関する検討委員会」にて議論が行われ、その結果がパブリックコメントとして
公表されました。
●「厚生労働大臣が定める者の一部を改正する件(案)」に関する御意見の募集について
→ 重症患者認定基準の修正に関するもの
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495180320&Mode=0
●「児童福祉法第六条の二第一項の規定に基づき厚生労働大臣が定める小児慢性特定疾病及び
同条第二項の規定に基づき当該小児慢性特定疾病ごとに厚生労働大臣が定める疾病の状態の
程度の一部を改正する件(案)」に関する御意見の募集について
→ 新規疾病追加、疾患群移動、疾患概念拡大、区分名修正など
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495180319&Mode=0
新規追加疾病としまして、
1. 脳動静脈奇形
2. 海綿状血管腫(脳脊髄)
3. 巨脳症ー毛細血管奇形症候群
4. 非特異性多発性小腸潰瘍症
5. MECP2重複症候群
6. 武内・小崎症候群
既対象疾病の概念拡大としまして、
7. スティーヴンス・ジョンソン症候群
(中毒性表皮壊死症を含む)
詳しくはパブリックコメントのウェブサイトにある資料を御確認下さい。
会員の皆様の御協力の下、多くの要望が受け入れられる方向となりましたこと、御礼申し上げます。
(引用終わり)
以上のうち1〜3は、本学会の学術研究委員会(担当理事 藤井幸彦、委員長 埜中正博)で検討のうえ
申請し、認められる方向になりました。
先生方にはぜひ上記ウェブサイト(パブリックコメント)ご覧いただけますようお願い申し上げます。
日本小児神経外科学会
保険診療委員会
担当理事 重田裕明
委員長 伊藤千秋
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■日韓交換留学プログラムのご案内(2019.1.22)
日本小児神経外科学会会員の皆様
日本小児神経外科学会(JSPN)と韓国小児神経外科学会(KSPN)の交流事業の一環として、
小児神経外科医交換留学プログラムを2016年度より実施しております。
現在までに、
2016年、KSPN側からYonsei大学Severance病院小児神経外科 JS KIM先生が奈良県立医科大学病院にて
3週間研修
2017年、JSPN側から市立奈良病院脳神経外科 小谷有希子先生が、Yonsei大学Severance病院小児病院で
4週間研修
2018年、KSPN側からKorea大学脳神経外科 WH KIM先生が順天堂大学病院・東京女子医科大学病院にて
2週間ずつ合計4週間研修
2018年、JSPN側から北海道立子ども総合医療・療育センター 脳神経外科 大森義範先生が、
Seoul大学小児病院で4週間研修
されております。
2019年度の国内受入施設および留学希望者を募集いたします。
詳細について各公募案内をご覧いただき、応募用紙にご記入のうえ下記締切までに事務局にメールで
ご連絡ください。
応募期間 : 2019年3月29日(金)
日本小児神経外科学会 事務局 :メール
何卒よろしくお願い申し上げます。
日本小児神経外科学会理事長 坂本博昭
渉外委員会担当理事 師田信人
渉外委員会委員長 朴 永銖
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■ The 3rd Congress of Asian-Australasian Society for Pediatric Neurosurgery(AASPN 2019)開催のご案内 第3報 (2019/1/17)
会 長:Dong-Seok KIM教授(Severance Children's Hospital, Yonsei
University)
会 期:2019年5月10日(金)〜12日(日)
開催地:Incheon(仁川)、Korea
会 場:Songdo ConvensiA
ホームページ:http://www.aaspncongress.org/
Important Dates
Ext. Abstract Submission Due: January 31, 2019
Early Registration Due: March 31, 2019
Asian-Australasian Society for Pediatric Neurosurgery (AASPN)は、アジア・オーストラリア地区の小児神経外科の発展を目的とし、2013年に設立されました。
AASPN Congressは2年ごとに開催され、第1回は2015年にTaipei,
Taiwanで、第2回はMumbai, Indiaで成功裏に終えております。
第3回目となる今回は、Yonsei大学 Severance病院のDong-Seok KIM教授を会長とし、Incheon,
Koreaで開催されます。
また、今回はJSPN-KSPN joint meetingが韓国側の当番となっており、AASPN 2019に組み込まれる形で、
同時開催されるプログラムとなっております。
AASPN 2019開催にあたりましては、JSPN会員の多くが参加可能となるように、当初のスケジュール
(日本脳神経外科コングレス総会と日程が重なっておりました)を、KIM会長のご高配で変更しいただいております。
ご好意に報いるためにも、JSPNから出来るだけ多くの先生方が参加し、AASPN 2019を実りある盛会なものとしたいと存じます。
なお、2021年開催のAASPN会長には白根先生が立候補されています。日本開催に向けて、皆様の参加で支援していただけるようよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 日本小児神経外科学会
理事長 坂本 博昭
国際委員会 担当理事 師田 信人
委員長 朴 永銖
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■ SEGAガイドライン公開のお知らせ(2018/12/20)
このたび、日本脳腫瘍学会のホームページに上衣下巨細胞性星細胞腫(SEGA)ガイドラインが掲載されました。
https://www.jsn-o.com/guideline3/index2.html
本ガイドライン作成には、システマティックレビューなどで多くの本会会員の皆様にも多大なるご協力をいただきました。
今後、他の小児脳腫瘍につきましてもガイドラインが順次発表される予定となっております。
ぜひ内容をご確認ください。宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 坂本博昭
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■ 日本二分脊椎・水頭症研究振興財団研究助成の公募について(2018/9/8)
日本二分脊椎・水頭症研究振興財団から2018年度研究助成の公募について案内が届きました。申込期間は2018年9月16日〜同年11月15日となっています。
詳細は要項をご確認ください。
日本小児脳神経外科学会理事長 坂本博昭 |
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■ The 15th Asian-Australasian Advanced Course of Pediatric Neurosurgery (AAACPN 2018)開催のご案内(2018/9/14更新)
【開催概要】
The 15th Asian-Australasian Advanced Course of Pediatric Neurosurgery
(AAACPN 2018)
会 期:2018年11月8日(木)〜11日(日)
開催地:茨城県水戸市 Hotel Lake View Mito
会 長:稲垣隆介(茨城県立こども病院)
Asian-Australasian Advanced Course of Pediatric
Neurosurgery(AAACPN)は2004年に設立され、現在までアジア・オーストラリア地区の多くの小児神経外科医のトレーニングコースとして発展を遂げて参りました。
欧州および北南米で開催されているadvanced courseとならび、World
Federation of Neurological Surgeons(WFNS)、Asian-Australasian Society of
Pediatric Neurosurgery (AASPN)公認の教育プログラムコースです。
小児神経外科における全ての分野を網羅し3年を通して完成されるコース内容となっており、2年目にあたる今年度は日本で開催されます。
本年度のcourse directorは、茨城県立こども病院 稲垣隆介先生(副院長、小児脳神経外科部長)が担当され、主題は水頭症・後頭蓋窩腫瘍・外傷となっています。本来は3年コースですが、今年度だけの参加でも、大変有意義なものになると思われます。
つきましては、開催国日本からも出来るだけ多くの若手・中堅医師が積極的に参加し、AAACPNを実りある盛会なものとしたいと存じます。
評議員の先生方、学術委員の先生方におかれましては、先生方のみならず、貴施設の小児脳神経外科担当の若手・中堅の先生方に、とりわけ積極的に参加を促していただければ幸いです。
何卒、よろしくご高配お願い申し上げます。
【AAACPN2018 ホームページ】 http://www.aaacpn.org/
【AAACPN: Program at glance】
http://www.aaacpn.org/program/glance
尚、Early Registrationの期日は、9月30日まで延長されております。
一般社団法人日本小児神経外科学会 |
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■ 乳幼児健康診査 身体診察マニュアルのご案内(2018/4/23)
この度「乳幼児健康診査 身体診察マニュアル」が作成されました。これは乳幼児健診のレベルが一定していないことから、その標準化を目的としています。 このマニュアルできるまでの経過について簡単に記載いたします。
2017年4月、日本小児科学会、日本小児科医会、日本小児保健協会、日本小児期外科系関連学会協議会(JAPSS)の各委員からなる専門委員会「健康診査委員会」に、厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課から「乳幼児健診が市町村や医師によりばらつきがある。検診のレベルを標準化するための身体診察マニュアルを作成してほしい」とする要望がありました。これを受け、「健康診査委員会」では「乳児一次健診スクリーニングの標準化に向けた身体診察マニュアル」を作成することとなりました。 各専門領域ごとに分担される中、2017年12月、日本小児期外科系関連学会協議会から「腰仙部dimple」について日本小児神経外科学会へ作成協力の依頼があり、同協議会に参加している日本小児神経外科学会保険診療委員会がその作成に関わることとなりました。2018年4月、上記マニュアルが完成し、学会ホームページへの掲載が許可されたものです。
日常診療では今回のマニュアルを参考にされた先生からの紹介もあると思います。 先生方にはぜひご一読いただき、よろしくご対応くださいますようお願い申し上げます。
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 坂本 博昭
保険診療委員会
委員長 伊藤 千秋
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■ ISPN 2018のご案内(2018/3/19)
第46回国際小児神経外科学会年次学術集会(ISPN
2018)が、Shlomi Constantini教授を会長として、イスラエル
テルアビブで10月7日(日)から11日(木)の日程で開催されます。
http://ispnmeeting.org/2018
日本脳神経外科学会 第77回学術総会が、10月10日(水)から12日(金)の日程で開催されますので、JSPN会員の発表は前半の2日間(10月8日・9日)に組み、総会日程と重ならないようにShlomi
Constantini会長が特別な配慮をしてくださっております。
また、日本脳神経外科学会学術総会会長
冨永悌二教授のご高配により、小児領域のセッションは10月11日、12日に組んでいただくことになりました。
会員の皆様におかれましては、ISPN 2018および日本脳神経外科学会学術総会の両方に出席いただくことが可能となりましたので、積極的なご参加をお願い申し上げます。
Constantini会長からJSPN会員の皆様への Invitation Message
を添付いたしますので、是非ご参照くださいませ。
なお、抄録登録の締切(4月2日)が迫っておりますので、早めのご準備をお願い申し上げます。
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 坂本 博昭
渉 外 委 員 会
担当理事 師田 信人
委員長 朴 永銖
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■ 2018年度 評議員および学術委員新規申請のご案内(2017/12/14)
一般社団法人日本小児神経外科学会
理事長 坂本博昭
日本小児神経外科学会は、2017年5月1日より任意団体から一般社団法人に移行しました。一般社団法人日本小児神経外科学会定款施行細則(以下、定款施行細則)に基づく、2018年度の評議員および学術委員の申請受付を2018年1月11日より2月9日に行います。
評議員申請の資格要件は定款施行細則第3条の(1)〜(8)に、また、学術委員の資格要件は定款施行細則第2条の(1)〜(7)に記載される通りです(下記参照)。
審査は、評議員・学術委員審査選出委員会(定款施行細則第5条)が行い、評議員または学術委員に適していると判断された会員は、理事長の委嘱を受けて、それぞれ本法人の評議員または学術委員となります。
なお、「定款施行細則」はホームページに掲載されています。
申請書類(「新規評議員申請書」および「新規学術委員申請書」)はホームページよりダウンロードして使用してください。
申請に必要な書類は、印刷物および電磁的記録を事務局へ提出していただきます(下記の注意事項参照)。
1.評議員申請の資格要件(定款施行細則第3条)
(1) 筆頭著者として3編以上の投稿論文(#1)があること
(2) 筆頭演者として本学会で5回以上の発表(#2)があること
(3) 本学会の会員歴が15年以上あること
(4) 会員歴期間の年会費未納がないこと
(5) 日本小児神経外科学会認定医であること
(6) 2名の評議員の推薦状(形式は自由)
(7) 学術委員歴が4年以上あること
(8) 理事長の委嘱を受ける時点で満65歳未満であること
2.学術委員申請の資格要件(定款施行細則第3条)
(1) 小児神経外科学に関する5編以上の論文(#1)(共著者可)
(2) 本学会での発表(#2)(筆頭演者であることが望ましい)
(3) 本学会の会員歴が5年以上あること
(4) 会員歴期間の年会費未納がないこと
(5)
日本小児神経外科学会認定医であること
(6) 2名の評議員の推薦状(形式は自由)
(7) 理事長の委嘱を受ける時点で満65歳未満であること
3.注意事項
#1
対象論文
論文は「小児の脳神経」「Child's Nerve System」「JNS Pediatrics」掲載論文を主な対象としますので、これら以外は全文を提出してください。小児を主領域とした論文であることを評議員・学術委員審査選出委員会で審議いたします。(原則として査読のある全国誌を対象とします)。
#2 対象発表形式
発表は、一般演題やシンポジウムだけでなく、特別講演、セミナーでの発表も含む。ただし、企業との共催セミナーは含まれません。
#3 再任の条件(新規申請には関係がありません)
評議員と学術委員には任期(約2年)があります(定款施行細則第2条および第3条)。再任の条件については、現在検討中です。
#4 申請期間
申請期間は、2018年1月11日から2月9日まで(事務局必着)
資格審査は、2018年5月中旬までに実施され、新規評議員および学術委員は2018年の学術集会前日の評議員・学術委員審査選出委員会で選出される予定です。
理事長からの委嘱は、2018年6月中を予定しています。
#5 書類の提出方法
新規評議員および新規学術委員の申請に必要な書類は下記よりダウンロードしてください。
必要事項を記入し、必要書類一式(様式4で確認)を印刷物で日本小児神経外科学会事務局宛に簡易書留もしくはレターパックプラスで郵送してください。
また、申請者の審査資料を電磁的記録で作成する都合上、申請者は「様式1〜4」、「抄録コピー(PDF)」、「刊行物の論文タイトルページコピー(PDF)」を併せて添付ファイルにて事務局へ送信してください。メールの件名は「新規評議員申請、氏名、所属」または「新規学術委員申請、氏名、所属」としてください。
[書類送付先および送信先]
一般社団法人日本小児神経外科学会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11 編集室なるにあ
電話03-3818-6450 FAX 03-3818-0554 E-mail jspn@narunia.co.jp
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■ AAACPN 2017のご案内 第1報(2017/7/18)
【開催概要】
学会名 The 13th Asia-Australian Advanced
Course of Pediatric Neurosurgery
会 期 2017年12月7日(木)-10日(日)
開催地 Seoul, Korea
会 長 Young-shin Ra URL http://www.aaspn.org
事務局 AASPN Central Office at info@aaspn.org
詳細
AAACPN(Asia-Australian Advanced Course of Pediatric
Neurosurgery)は2004年に設立され、現在までアジア・オーストラリア地区の多くの小児神経外科医のトレーニングコースとして発展を遂げて参りました。欧州および北南米で開催されているadvanced
courseとならび、World Federation of Neurological Surgeons(WFNS)、Asian-Australasi
an Society of Pediatric Neurosurgery (AASPN)公認の教育プログラムコースです。小児神経外科における全ての分野を網羅し、本年度から3年を通して完成されるコース内容となっており、来年度は日本で開催されます。
本年度のcourse directorは、韓国ソウルAsan
Medical CenterのYoung-shin Ra教授が担当され、大変興味深く、有意義なプログラムを組まれております。
つきましては、日本からも出来るだけ多くの若手・中堅医師が積極的に参加し、AAACPNを実りある盛会なものとしたいと存じます。また、アジア・オーストラリア地区の小児神経外科医との交流を深める絶好の機会であります。
奮って参加していただきますよう、お願いいたします。
日本小児神経外科学会 理事長 坂本 博昭
渉外委員会 担当理事 師田
信人
委員長 朴 永銖
教育委員会 担当理事 松村
明
委員長 林 俊哲
広報委員会 担当理事 長嶋
達也
委員長 井原 哲
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■日本小児神経外科学会認定医申請を開始いたします。(2017.7.10)
昨年度発足した日本小児神経外科学会認定医制度は、小児神経外科領域の専門性および本領域の医療水準向上を期して、認定医申請・更新条件の一部見直しを行いました。取得ご希望の会員のみなさまにはお待たせをしてしまい申し訳ありませんでした。2017年8月より本年度の一般会員の申請受付を開始いたします。事情により2017年度の受付期間は短期間です。恐縮ですがご注意のうえ申請してください。
下記に示す「今年度の日本小児神経外科学会認定医申請の連絡」、「日本小児神経外科学会認定医制度規則・細則」をよくお読みいただき、申請をお願いいたします。
申請書類は、下記よりダウンロードしてご使用ください。なお、申請や更新に関して多くのご質問を頂きましたので「日本小児神経外科学会認定医に関するQ&A」にまとめました。あわせてご一読いただければ幸いです。多くの会員のみなさまに認定医を取得いただけることを期待しております。
認定医委員会 担当理事 師田 信人
委員長 赤井 卓也
2017年度申請受付期間:2017年8月1日〜8月31日(事務局必着)
●今年度の日本小児神経外科学会認定医申請の連絡 |
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●日本小児神経外科学会認定医制度規則・細則 |
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●申請書類(新規)一式(Word版、PDF版どちらか) |
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●日本小児神経外科学会認定医に関するQ&A |
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■ISPN2017についてUrgent message from ISPN
president(2017.2.16)
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■一般社団法人日本小児神経外科学会定款(案)・細則(案)のパブリックコメント募集について(2016.11.28)
日本小児神経外科学会は2017年4月30日をもって解散し、2017年5月1日に設立されることとなる一般社団法人日本小児神経外科学会に事業を引き継ぐ予定です。詳しくは「会員のみなさまへのご説明」をご一読ください。
つきましては、「一般社団法人日本小児神経外科学会定款(案)・細則(案)」につきましてパブリックコメントを募集しますので、事務局にメールでお送りください。
パブリックコメント受付期間:2016年11月28日(月)〜12月28日(水)
日本小児神経外科学会事務局:
法人化ワーキンググループ代表 長坂 昌登
●一般社団法人日本小児神経外科学会定款(案)・施行細則(案)
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■日本小児神経外科学会認定医制度の規則・細則(案)のパブリックコメント募集について(2016.7.4)
日本小児神経外科学会会員の皆様
これまで「小児の脳神経」で報告してきたとおり、本会では小児神経外科臨床能力の維持・向上、小児神経外科学の生涯教育を目指して新制度導入のためワーキンググループを設置し活動してきました。約1年にわたる議論を経て、「日本小児神経外科学会認定医制度規則・細則(案)」を作成いたしました。
ここにお示ししました規則・細則(案)は、先日のつくばでの定例理事会でのご議論・ご意見をもとにさらに修正を加えた最終案です。
つきましては、この認定医制度規則・細則(案)に対するパブリックコメントを受け付けますので、ご意見がございましたら下記の期間中に事務局にメールでご連絡ください。
パブリックコメント受付期間:2016年7月4日より7月31日まで
日本小児神経外科学会 事務局:メール
なお、認定医募集はパブリックコメント後、可及的早期に開始したいと考えていますが、今年度は本会役員(理事・評議員)を対象に認定申請を受け付け、一般会員の申請受付は来年度からを予定しております。学術単位・手術単位の取得に留意の上、よろしくご準備のほど、お願い申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
日本小児神経外科学会理事長 坂本博昭
認定委員会委員長
師田信人
認定医制度規則・細則
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■アセタゾラミドに関する安全性情報(2014.06)
日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本神経学会、日本核医学会によるアセタゾラミド(ダイアモックス)適正使用合同検討委員会から緊急メッセージが出されています。
http://jns.umin.ac.jp/cgi-bin/topics_detail.cgi?name=2014_06_18j
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■レベセラチタム使用上の注意(改訂)
レベセラチタムの添付文書の使用上の注意の改訂がPMDAのHPに更新されました。
http://www.info.pmda.go.jp/kaitei/kaitei2013.html
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The 47th Annual Meeting of the
International Society for Pediatric
Neurosurgeryに参加して(2019.10.20〜10.24):バーミンガム
関西医科大学 脳神経外科 宮田 真友子
日韓 交換留学プログラム: ソウル大学小児病院での研修 ソウル 2018.8.20-9.14
北海道立子ども総合医療・療育センター 脳神経外科 大森 義範
今回、JSPNとKSPNの交換留学プログラムで1か月間、ソウル大学小児病院で研修させていただきましたので、病院紹介と研修内容をご報告したいと思います。
プログラム応募のきっかけは、2017年5月19日に韓国・ソウルで開催された第29回韓国小児神経外科学会(KSPN)、
その中のKSPN-JSPN Joint Meetingに参加したことでした。
会場のあったヨンセイ大学は、日本でいう慶応大学のようなポジションと聞きましたが、
その巨大キャンパスと大学病院本院であるセブランス病院をはじめとする巨大病院群に圧倒されました。
また、韓国からの発表は、扱っている症例数が多く、症例の集約化が徹底して行われている印象でした。
韓国国内には小規模な小児病院は全国各地にあるようですが、小児脳神経外科の手術症例の多くがヨンセイ大学セブランス小児病院と
ソウル大学小児病院の二施設に集約されているということなので人口規模を考えると当然といえます。
もっと詳細にどのような医療がなされているのか自分の目で確かめてみたいと、このときに思いました。
また、JSPNとKSPNで日韓交換留学プログラムがはじまるという情報を得たので、そうであれば申し込んでみようと決めました。 Kyu-Chang
Wang教授:一椎弓切除式のRhizotomyを初めて見学する機会がありました。専門外来があり、小児脳神経外科・小児整形外科・小児リハビリテーション科が同時に診察し治療方針をディスカッションすると聞き、大変合理的だと感じました。
Seung-Ki Kim教授:毎週もやもや病に関連した手術を3〜4件されており、手術方法は間接吻合のみでした。北海道地区では直接吻合を行うのが主流ですが、病気に対する治療コンセプトは大変勉強になりました。Craniosynostosisの手術治療には内視鏡とヘルメット治療を導入されており、こちらも見学するのは初めてでした。 |
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Fig.1 ソウル大学病院本院 |
KSPN-JSPN Joint Meeting 2017 in
Seoul (ソウル、韓国 2017.5.19)に参加して
Moon JG 会長のもと2017年5月19日に第29回韓国小児神経外科学会(KSPN)が韓国・ソウルで開催され、その中のKSPN-JSPNJoint Meetingに参加させて頂きました。 |
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写真左 : ヨンセイ大学 セブランス病院 |
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The 17th Inter National Symposium
of Pediatric Neuro-Oncology(ISPNO2016)
に参加して
兵庫県立こども病院脳神経外科 河村淳史
2016年6月12日から15日までThe
17th Inter National Symposium of Pediatric Neuro-Oncology(ISPNO2016)に参加してきました。ISPNOは2年毎に開催される小児脳腫瘍における世界的な学会です。2006年に埼玉医科大学の松谷雅生先生が奈良で主幹なさってから毎回参加して今回で6回目となりました。今回はLiverpool大学、Alder
Heyこども病院のBarry Pizer先生が主幹で、開催地のリバプールは世界遺産に指定された非常に伝統のある美しい港町であり、The
Beatlesが活動を開始した聖地でもあります。リバプールへの移動はイングランド北部の大都市マンチェスターから鉄道を乗り換えて西海岸へ1時間かかりました。人口46万6千人の街ですが、博物館や美術館が豊富なうえに2008年から再開発が進み想像以上に新しく魅力的な都市でした。しかし開催期間中は殆どの日が英国特有の雨で、時に激しく雷雨を伴う生憎の天候のため傘があまり役に立たず、殆どが歩いての移動だったのでずぶ濡れの毎日でした。ただ日本の梅雨と違い、最高気温16度、湿度65%でしたが雨のわりに乾燥しており過ごしやすく、また緯度が高く夏至も近いとあって、曇りでありながらなかなか日が沈まず午後11時頃まで明るい季節での訪問となりました。 |
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![]() 会場:Convention Centre, Liverpool |
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![]() 会場にて成育医療センター 寺島先生、山田先生、清谷先生と(撮影:萩原先生) 皆様のご好意により掲載許可を頂きました。 |
The 41st annual meeting of The
International Society for Pediatric Neurosurgery
に参加して
福島県立医科大学脳神経外科 佐久間 潤
2013年9月29日から10月3日までドイツのMainzで開催された第41回International Society for Pediatric Neurosurgery (ISPN2013) に参加してきました。Mainzは北緯50度00分、東経8度16分に位置しており、日本周囲では樺太の中央くらいの緯度に相当する人口約20万人の落ち着いた街でした。Mainzはまたルネッサンスの3大発明の1つである活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクの生誕地であり、グーテンベルク博物館(図1)は、グーテンベルク自らが印刷したとされる世界最古の活版印刷である聖書が展示されていることでも知られています。街の中にはケルン、ウルムと並ぶドイツ3大聖堂の一つである大聖堂(図2)があることでも有名です。 |
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さて、ISPN2013の会長はMainz大学のWalfgang Wagner先生で、ドイツではWozburgでの第4回ISPNに続き2回目の開催とのことです。会場となったKurfurstlichesSchloss(Electorral palace)は、ライン川に面して建つ17世紀に造られた美しいルネッサンス様式の建造物でした(図3)。 図3 |
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nvited speaker 25名を含む口演発表は10のセッションに分かれて189題、E-posterは187題に達し、最多の演題数であったようです。そのため口演会場は大ホールの他に初日と3日目は小ホールも使用しての開催でした。 図4 |
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学会前日の9月29日はpre‐meetingとしてCraniosynostosisに関するsymposiumがありました(図4)。Craniosynostosisの分類や遺伝子的な鑑別診断という総論的な講演から、骨の扱い方や頭蓋形成の方法、吸収性プレートの使用経験、ヘルメットを使用した頭蓋形成法など各論的な講演まで、小児脳神経外科医のみならず頭蓋顔面形成を専門とする形成外科医の先生方の貴重で密度の濃い話を聞くことができました。またNursing Symposiumとして欧米を中心に22演題の発表がありましたが、日本からも昨年のシドニーに引き続きあいち小児保健医療総合センターの看護師さんが発表されていたのは立派でした。
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夜はRheinhessen Evening on the island Nonnenauと題したイベントがあり、バスで郊外に向かい、筏でライン川の支流に浮かぶ島に渡っての懇親会が開かれました(図5、6)。 |
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図5
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10月1日は早朝からISPNとISHCSFのjoint sessionがありました。その後もHydrocephalusのsessionが続き、水頭症三昧の午前中でした。午後は恒例のFree afternoonでライン川クルーズ(図7、8)とEberbach修道院見学に出かけました。10月初めといっても、北緯50度だけあって川面を吹く風は冷たく感じました。Eberbach修道院は12世紀に建造され(図9)、日本では鎌倉時代に建てられた修道院がこうして現代でも機能していることにヨーロッパの奥深さを感じました。 |
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図9
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学会3日目の10月2日はHydrocephalusとneuroendoscopy、Vascular disease、 Trauma & Infection、Neurooncology、 Epilepsy、 Functional に関するセッションがあり計82演題の盛りだくさんの日でした。 夜は恒例のGALA dinnerが、Mainz 市郊外の丘陵に立つHofgut Laubenheimer H?he で行われました(図10、11)。今回は参加者が多く例年にもまして会場ぎっしりの超満員状態でした。 |
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図10
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Best poster賞には自治医科大学の五味 玲先生と埼玉県立小児医療センターの栗原淳先生が選ばれ表彰を受けました(図12)。ISPN presidentの交代式では現会長のKyu-Chang Wang先生から、新会長のGordon McComb先生へと恒例の赤いポンチョの伝達式が行われました(図13a、 b、 c)。 図12 |
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図13a 図13b 図13c 今回のISPNで特筆すべきことは、2014年のリオデジャネイロ、2015年の上海、2016年のイスタンブールに続き、2017年の第45回ISPNが山崎麻美先生をhostとして神戸で開催されることが決まったことです。今回も日本から58名がドイツに集まりましたが、4年後の神戸に向けて日本の小児脳神経外科の力を集大成し、"all Japan"で盛り上げていく必要性を強く感じました。 |
KSPN-JSPN joint meeting に参加して
奈良県立医科大学脳神経外科 朴 永銖
日本小児神経外科学会会員の皆様。 |
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40th ANNUAL MEETING of the ISPN in SYDNEY
あいち小児保健医療総合センター 脳神経外科 加藤 美穂子
ISPNの40th ANNUAL MEETINGは、Charles Teo会長のもと、2012年9月10日から13日、早春のシドニーで開催されました。多岐にわたる小児神経外科領域のトピックスを凝縮した4日間となりました。 |
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日本からは口演13題 (Endoscopy 3題、Dysraphism 4題、Craniofacial 1 題、Oncology 3題、Vascular 1題、Brain Malformation 1題)、ポスター16題 (Dysraphism 3題、Craniofacial 3 題、Hydrocephalus-Endoscopy-を含む 3題、Oncology 2題、Spine 1題、Vascular 1題、Brain Malformation 2題、Trauma 1題)の発表があり、Nurse Symposiumにも1題の演題が出されました。世界の国や地域における医療体制や経済状況の違いをあらためて認識し、手術適応の違いやそれに伴う治療成績の違いに多くのことを学ぶ機会となりました。個人的には、Distraction osteogenesisに関する発表が、私の参加した2年前のISPN in Jejuより随分多かったという印象をもちました。 |
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最終日、『ISPN2012 SYDNEY AUSTRALIA 』と水色のロゴが入った日本人の頭にはやや小さすぎる白い帽子をかぶり、スーツケースを片手に全てのProgramを終えた会場から立ち去るCharles Teo会長の姿がありました。 |
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学会中は我が国と異なる治療への取り組みや考え方を学べることはもちろん、我が国の小児神経外科領域を牽引される先生方と交流を持つことができる貴重な時間になりました。今後は、来年のMainz(Germany)、再来年のRio de Janeiro(Brazil)に向かって目標を定め精進したいと思っております。 |
第23回ESPN紀行文
静岡県立こども病院 脳神経外科 石崎 竜司
10年以上前に当時の部長について偶然にもアムステルダムで行われた国際学会に参加したことはありましたが、今回、オランダのアムステルダムで行われたESPNが実質初めての国際学会の参加となります。 |
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中学、武道必修化に向けての小児脳神経外科医の役割について
都立墨東病院脳神経外科 藤原一枝
教育基本法の変化に応じて、2008年度に改訂された新学習指導要領により、2012年4月から中学1,2年の男女(約240万人)に、武道が”必修化”される。武道(柔道・剣道・相撲)の選択は学校ごとであるが、既に7割程度が柔道を選択している。経験の有無を問わず指導は体育科教諭によるので研修があり、武道場の整備も進んでいる。 |
The 23rd Annual Meeting of KSPN, 2011 KSPN-JSPN Joint Meeting
筑波大学脳神経外科 井原 哲
2011年5月21日に第23回KSPN(韓国小児神経外科学会)学術集会が、KSPNとJSPN(日本小児神経外科学会)とのjoint meetingとして、ソウル大学病院内で開催されました。 |
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新潟大学脳研究所 脳神経外科 吉村淳一
第38回ISPN annual meetingは2010年10月30日(土)から11月4日(木)までSeoul National UniversityのProfessor Kyu-Chang Wang会長の下、韓国最大のリゾート地済州島の超高級ホテルShillaで開催されました。 |
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Hotel Shilla Jeju |
Seongsan Sunrise Peak(world heritage) |
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Meeting chairman Professor Wang |
38th ISPN committee |
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Gala dinner |
Poncho ceremony |